________ OLD 2016 「心の保健体育 」 1.基礎・セルフ編 _______ メンタルヘルス問題を予防するために hmaeda0207@pmhlab.com

メンタルヘルスに関する私たち(ヒト)の心、脳そして人間関係の仕組みを学び、「心の健康」を保ち「心を育てる」知恵を身につける「心の保健体育」

2016-01-01から1年間の記事一覧

まとめ 「心の病気」を予防する その2 心が捉われることを予防する

心のモデル ・・・ 知・情・意、記憶と学習、意識と無意識

この図は、私たちの「心」とはなにかをモデル化したものです。前野隆司さんという脳科学者の方が考えたものです。いろいろな本を読みましたが、私にはこれが理解しやすかったです。 *** 知・情・意 *** 1.知は、知覚、知性をあらわし、外界を認識する…

無意識と意識(心)2つのプロセス ・・・ 環境に即応する無意識、情報を統合してゆっくり考える意識

この図は、無意識と意識2つのプロセスを説明した図です。 *** 無意識と意識 *** 私たちは生きるために、周りの状況を知覚し、感情で判断し、身体をどう動かすか決める情報処理のプロセスを行っています。このプロセスには、無意識プロセスと意識プロ…

意識(心)はぐるぐる回りやすい ・・・ 身体性を省略したシミュレーション回路

この図は、意識(心)のプロセスをモデル化したものです。意識は入力と出力を省略した回路で、シュミレーションする(考える)ことが出来る形になっています。 *** 意識の回路、無意識の回路 *** 図の黒い線が無意識プロセスの回路をあらわしています…

意識(心)で身体は動かない ・・・ 無意識、意識、動く(時系列の誤解) 

この図は、「意識(心)で身体は動かない」という、私たち(意識)には信じられないことを裏付ける実験を説明したものです。 *** 米国 リベット博士の実験 1983年 *** この実験は、人が指を動かす際に、脳のどの部分がどんなタイミングで活性化するか…

無意識の感情で身体が動く ・・・ 無意識の感情は環境認知と未来予測の結果

意識(心)の感情は後付ストーリー ・・・ 無意識に動いた身体運動を説明するために創造

意識(心)で身体を動かす方法 ・・・ 意識で正しい環境に身を置く、正しい練習を繰り返す

第5章 「心の病気」の予防方法 その2 心が捉われることを予防する

S21.無心になれる運動、趣味 ・・・ 心で考えず身体を動かす、捉われていたことを忘れる

S22.心を切り替えるために複数のコミュニティに参加 ・・・ 別の自分になる環境を持つ

S23.心のぐるぐるを外へ出す、書き出す ・・・ 話すは放つ、書くと心が整理される

S24.心の捉われを切る3つのゲーム ・・・ よい刺激探しゲーム、小さな失敗貯金ゲーム、笑顔薬ゲーム

S25.心の捉え方(認知)を変える練習 ・・・ 心が弱っているときは逆効果

心の健康バランス6:3:1 ・・・ 「快6:めんどう3:絶対いやだ1」、時間を味方にする

第6章 メンタルヘルスに関する「人間関係の仕組み」

まとめ 「心の病気」を予防する その3 人間関係のストレスを予防する

人間関係と心の健康 ・・・ 最大のストレスで最良のクスリ、人間関係が人生そのもの

良い人間関係とは ・・・ 継続的な物やサービスのやり取り

人間関係の生き延び機能 ・・・ 仲間同士の助け合いで、得意な事の分担で全体の信頼性とエネルギー効率UP

相手の意識(心)を理解する ・・・ 相手の言動から意図、考え方、ストーリーを理解する

保育園で育まれる人間関係能力 ・・・ 失敗を恐れず経験

人間関係のリスク①「コミュニケーション不良」発生 ・・・ 原因は通信エラーと経験の違い、起こるのは当たり前

人間関係のリスク②「社会的な弱肉強食」発生 ・・・ 人間の脳の土台は弱肉強食向け、起こるのは当たり前

第7章 「心の病気」の予防方法 その3 人間関係のストレスを予防する

S31.安心して話せる人間関係を作る・維持する ・・・ 健康と楽しさのための先行投資が必要

S32.相手に安心してもらう力をつける ・・・ 助け合うためには、助ける力が必要

S33.困ったときは、保育園で身につけた人間関係能力を発揮する

S34.良い人間関係を作る5つの行動 ・・・ ①つながる、②行動する、③よく見る、④学び続ける、⑤与える

S35.周りを幸せにすると、自分も幸せになる ・・・ 私たち(ヒト)の幸せ感情はともに振るえる